CS30形超多段バーニア式制御器搭載試作車のユニットは一般車とは混結出来ないことから山手線から転用する際には以下の2グループに分かれた。

1 別ユニットのモハ103形とユニットを組成。

モハ102-911+(モハ103-62)

モハ102-913+(モハ103-107)

ユニット組成時モハ102形2両はAU75形冷房改造車・モハ103形は非冷房で後にモハ102形2両はAU712形に交換された。

2 電装解除

CS30形制御器搭載のモハ103-911 - 913・モハ102-912・ユニットを解除されたモハ102形2両の計6両は以下の改造を施工してサハ103形800番台となり、松戸所属で常磐快速線に投入された。

電装関係機器の撤去
モハ103形はパンタグラフの撤去とベンチレータの設置

台車をTR201形へ交換

モハ103-912・911・913・モハ102-912・172・62→サハ103-801 - 806

全車が冷房改造されており、国鉄時代に改造された802・803が集中式AU75形・サハ化改造の残り4両がAU712形を搭載している。特別保全工事を受けた802・803・805・806が1993年に、民営化後に更新工事を受けた801・804が2003年に廃車された。

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